スパルタスロン2013 私的雑記

泣くな!
夢破れても、泣くな!

気持ちはどこまでもゴールを目指すが、身体が動かない。
どうしてここまで来たのに、何でこんなことに・・・。


どうしても動かない身体に、文句を言えばさらに自分が悲しくなってくる。
夢は多くても、気持ちが強くても進まない距離に、その暑さに身体が悲鳴をあげている。

今年のスパルタスロンは、そんな展開で進んだ。


夏場の酷暑の中のトレーニングを重ねた自信も、9月に入ると体調を崩し日々落胆の時間が過ぎていく。

焦る気持ちが、自分を追い込みそしていろいろな慢心と錯覚を生んだかもしれない。

夢は消えないし、気持ちは変わらない。しかし、肉体は時間とともに衰えてくるのだ。

もう時間がない・・・明日は自分もいないかもしれない。




どんな気持ちでも、どんな肉体でも潮時があるだろう。
しかし、夢の中で生きていくことにある自分は活き活きと暮らせる。


今年のスパルタスロンは、自分の中にあるさめたものを感じていた。
たどり着けないゴールが遠くかったし、ある意味他人事であった。


以前のようにゴールする選手の姿にも感動や喜びが、自分の心を満たすことがなかった。
時間とは残酷で、肉体も劣化は仕方ないにしても精神までその悪魔が侵しているのかもしれない。


心を癒す旅が自分は必要だと感じて、巡礼の旅が今は似合っているだろ。

夢の続きは、自分の世界を旅すること。

誰にも邪魔されないノイズをクリアーして、自分との素直な語らいが必要だ。
自分のみ集中した世界を取り戻して、本来の気持ちや気分を大切にしよう。


世界は広くていろんな価値観や文化を持っていることを頭の中では知っている。
しかし、現実的な感覚でその人々と遭遇したときの驚きは、今も貴重な記憶となっている。

人間は表面的な姿しか評価しないが、人間の深遠なる姿はだれも気づかない。
理解できたと友にも、その深さを誰も知らないのだ。

また、それをあえて表面に出すこともないだろが・・・。


人を結びつけるのは、利益関係だけではないだろう。損得だけの人間関係だけで生きてきた人間には分からない世界もあるのだ。


そう、スパルタスロンではそんな迷い的な感情の中で混在したカオスとなって、結局は終わってしまった。

同じ価値観で行動していたつもりが、ひとり歩きしてしまったかもしれない。
夢は終わっても、新たな夢がそこにある。

それはもしかしたら、独りだけの夢かもしれない。
それはそれでいいのかもしれない。


別れもあれば、出会いもある・・・それが人生。
いつまでも過去を引きずる訳にいかないのだ。

生きることは、重い荷物を降ろして軽装で歩こう!自分だけの夢に向かって!
















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