LOVE LIFE: The Tale of Steve Fugate



僕はこんな旅をしていみたい。
何かを掴もうとする人になりたい。
人生に擦り切れる様に思えるときに、どうすればいいのか?
生きることへの意味を、真剣に熟慮しする旅。

貴方の大切な人は?
どうして生きていくの?
そんな、疑問や質問が次々と僕の心の刻まれる。
生きる上でほんとに大切なものは、そんなに多くない。
それは、愛だけだ。
そして、
自らの手で、自らの命を絶ってはいけない。
Love Life 
人生を愛せよ!





In 1999 Stevie Lee Fugate took his own life. His death was unexpected and devastating to his family. But rather than give in to despair, Stevie’s father chose to channel his grief into action.
Over the past ten years Steve Fugate Sr. has walked almost 25,000 miles, and did it all with a sign over his head saying, simply, "Love Life." His mission is to teach his love for life to every person he meets, so that no other parent will lose a child to suicide.


1995年公開の映画『フォレストガンプ』を覚えているだろうか。主人公フォレストは、恋人が彼の元を去ると、失意を癒すかのようにアメリカ横断走行を始める。
まるでフォレストのようにアメリカ横断を続ける一人の老人がいる。すでに6度の横断に成功しており、現在7度目挑むその男、スティーブ・フォゲートさんは67歳。彼の歳からすれば、歩き続けるのは過酷であるに違いない。なぜそうまでして歩くのか。


彼は世の中に伝えたいメッセージ「LOVE LIFE」を携えて、ただただ歩き続けているのだ。・これまでの距離3万4000キロ現在の旅は昨年3月23日から始まっている。すでに21の州を通り、これから27州をまたいで歩くこととなる。彼は「歩くのは好きではない」という。足は腫れ、ひざは痛み、道中は思うに任せないことの連続に違いないのだ。それでも彼は歩く。これまでの歩んできた距離を合計すると、3万4000キロにもなるという。地球1周が約4万キロと考えると、どれだけの道のりを歩んだのかわかると思う。

息子と娘の死これまでの歩みが苦難の道のりであったのと同じように、彼の人生もまた苦難の連続であった。1999年のこと、彼は離婚しビジネスでも大打撃を受けてしまった。さらに26歳の息子が飲酒運転で有罪判決を下されることとなる。それらの出来事が彼を困惑させ、まるでそこから逃げるようにしてアパラチア山脈の3500キロにもおよぶ自然歩道のトレッキングに出かけるのだ。その間に息子は拳銃自殺を図ってしまった。そして2005年に再び悲劇が。今度は彼の娘が「多発性硬化症」の治療薬の過剰服用で亡くなってしまう。ビジネスで再起の兆しが見えかかった矢先のことだ。

すべての希望を失った彼は歩き始める。・人生を愛すること生きる意義さえも失くした彼は、あらゆる集団セラピーを受けた。だがそのどれにも効果を見いだせず、彼は自分でひとつの答えを見出す。それは、自らの「人生を愛すること」、それを伝えるあめに歩くだけだ、という結論に至った。一時は非営利団体を立ち上げ、慈善事業にも参加したそうなのだが、それもすぐに止めて、自殺を考える人や人生に悲嘆する人に「人生を愛そう(LOVE LIFE)」と伝え始めた。・所有していない「私は2人の子どもを失った。その私が人生を愛することができるのなら、誰にでもそれはできるはず。もしも人生を愛しているのなら、自分だけの手でそれを絶とうとは思わないはずだ。

自分の命を絶つことは許されない。なぜなら、命は自分のものではからだ。命を絶つことは、(人生の)痛みを止めることにはならない。その痛みをほかの人に手渡しているだけだ」と、彼は語る。すなわち、人生を愛することで自分が生かされていることに気付けると考えているようだ。・「世界はあなたが考えるより……」彼の日常は現在Facbookで確認することができる。旅の様子は写真を踏まえて、Facbookに投稿されており、道中で出会った人たちとのつながりを深めているようである。彼は旅の過程で、さまざまな人に出会い、多くのことを学んだそうだ。「世界はあなたが考えるよりも、ずっと良い場所だ。私はそのすべてを知るために、とてもユニークな状況にいる」、彼は旅を通して見聞きしたこと、感じ取ったそのすべてが、生きることに迷う人たち助けになるのだろう。

(引用: ロケットニュース24)
参照元: ODDITYCENTRAL、Facebook LoveLifeWalk(英語)

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