歳を重ねれば礼節豊かな人間になれるか?




歳を重ねれば礼節豊かな人間になれるか?

その答えはNo!

銭湯鶴の湯での出来事
65過ぎると思われる年配者が、落とし時計に気づかずに出て行った。
私はその時計を拾って彼を追っかけた 。
下足を履いていた彼に言った。
落としましたよ!




彼は無言でかきむしるように
その時計を奪う。
ちなみに、時計はランナー向けのGPSエプソンでした。
お礼ことばもない。
まるで私が盗むような悪意がある人間としてみている態度。
ひえ~~しばし唖然となる。
気分がいい訳ない。


彼に対してだけでなく、自分自身も悲しくなる。
人生の先輩として彼を観ると、彼のこれまでの人生を考えてします。


人は愛されたいと、人も愛さない。

この言葉がなぜか胸に響くのだ。
果たして彼はどんな人生をこれまでに送ってきたのだろうか?


素直な気持ち
優しい気持ち
慈悲に満ちた気持ち
労わりの気持ち
愛する気持ち
信じる気持ち
尊敬する気持ち

あらゆる人間らしいこれらの気持ちを、私は尊重し大切にしたい。


たとえ他人がとうあれ、私だけでも人に優しく接したい。

彼を反面教師として、自分のあり方を考える瞬間かもしれない。



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