PEACE RUN 2015 完踏記:一日目 広島~小倉 195km





PEACE RUN 2015 振り返って


世界で一番過酷なウルトラマラソンを知っていますか?

世界一過酷なウルトラマラソンは

絶対にこれでしょうね!!

PEACE RUN 広島→長崎 
全長430km
制限時間74時間
ソロ
ノーサポート



何が過酷かっていえば、日本独特の暑さと湿気にあります。
世界一過酷なウルトラマラソンの醍醐味だと確信しますね!




少し簡単ですが、概要を説明させてください。

8月6日午前9時
広島原爆ドームをスタートし

8月9日午前11時
長崎平和公園にたどり着く

すべて原爆投下された時間を、スタートとゴール時間としていること。

核廃絶と世界平和を祈願し、また原爆でなくられた人々を慰霊する巡礼でもあります。


距離も凄いけど
制限時間も凄い

また、サポート無しですからセルフサポートに徹することとなります。


制限時間74時間って
長いように感じますが、これがなかなか難儀なことです。

おちおちと仮眠や休憩が取れないのです。

常に時間に追われているような気がしてなりません。精神的なもっとも辛い。

ましてや日本の湿気の多い暑さは、
かなりに体力だけでなく内臓疲労との闘いとなるわけです。

嘔吐や熱中症、又ずれなどのダメージが精神的に自分を追い詰める。

本当にやってられないよ!と何度も自問してばかり


やめたい!でも前に進もう!
それの繰り返し!

フラフラになりながら、歩道を歩いていると(走れない)
傍を通過する車から”頑張ってください!”との応援を頂きうれしくて泣いてします。


ああああ。。。まだ水分が体内に残されているんだ?なんて馬鹿なことを考える。



諦めることは簡単です。
諦めないことに意義があるのだと僕は信じます。


さて、

ここでは雑学的記憶をたどりながら、自分の想いや信念、生きる、感謝などをすべての五感を
大切に、人との出会いを記した雑言である。


PEACE RUNへの信念






PEACE RUN2014では

制限時間74時間を目標にした。

何とか制限時間内に長崎にたどり着けたが、これこそ本当に死にぐるいである。

何としても長崎にたどり着くのだと強い意志と信念が、僕を動かした。


単独で制限時間74時間は、かなり体力的にも精神力的にもタフでなければならないと確信した。


さて、簡単ですが4日間の日程です。


1日目:広島から小倉までの196km
2日目:小倉から佐賀まで108km
3日目:佐賀から諫早まで102km
4日目:諫早から長崎まで24km



戦 略

まずは小倉駅が最初の目標

広島から小倉駅まで約196km

まだ体力がある一日目は、走りに集中すること。それも36時間以内に小倉駅にたどり着けることが

前半での大きな関門となる。


戦略としては

1.勝負は夜間走にある。

広島原爆ドームを8月6日午前零時にスタートする予定でしたが、電車が遅れた影響で
午前1時ごろにスタートした。


日中は酷暑であることから、とにかく夜間は走りに集中しなければならない。

2.昼間は寝る。

初日は昨年同様に日中は酷暑である。35℃以上の外気温度の中を走ることは無謀。

無理せず日中は冷房が効いたネットカフェなどの格安宿泊施設を利用した。


3.最短距離を検索

GOOGLE MAPアプリを利用して最短コースを検索してした。



2014年もほぼ同じコースを辿った。
初日の一日目は大変暑くて国道が蜃気楼のように揺れている情景が思い出される。

2015年はいろいろと反省することも多くて、極力、日中は休む・寝るに徹することにした。


それだけ長崎までの距離は長いのである。


つづく











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