惜別の夜 

惜別



最後の夜に

愛媛県松山にて

弟のように思っていた君の告別式に出席したね...
重たい気分と切なさに

笑顔はなく終日涙もろくなる。

今日で君とも最後の日

笑顔で見送りたかったが
それができなかった。

どんなに笑顔をつくってもどうしょうもなく
涙がでてくる。

見送る僕になにもできなかったことに
悔しさと
もっと君と話がしたかった儚さに
どうしょうもなく泣いてしまう。


君を偲ぶ会席でも
明るく振る舞うが

目頭があつくて
会話にならない。
とても笑ってさよらなが言えない。

 君との付き合いは

もう20年以上が経つ

それほど
長い長い付き合い。

そのワンシーン
ワンシーンが走馬灯のように
僕の脳裏を駆け巡る。

ごめんなさい!

泣くのは今日で最後にします。

最後の夜
僕はひとり
君を相手に
酒を飲む。

最後の夜
ひとりだけど 満たされた1日

最後の夜
君とのお別れだと。

とても悲しく
今日だけは涙が止まらない。

最後の夜
そして
その夜も明けることを
僕は知っている。

さよなら

友よ




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