印象的な記憶
#走る遍路
■魅力的な記憶■
福岡からお遍路さんの彼は
肺ガンで片方の肺を摘出した。
肺ガンで片方の肺を摘出した。
坂道や階段を登ると苦しそうで
肩で呼吸する。
何度も何度も、
足を止めて立ちすくんでいた。
肩で呼吸する。
何度も何度も、
足を止めて立ちすくんでいた。
僕も
左膝を故障して歩くにも難行苦行で
彼の歩きについていけない。
左膝を故障して歩くにも難行苦行で
彼の歩きについていけない。
だが坂道を登る時は
やはり彼のペースが落ちて肩で
やはり彼のペースが落ちて肩で
80番国分寺から83札所一宮寺まで何度も出逢うことになる。
お会いするたびに
僕の左膝を心配してくださり
会話が弾んだ。
会話が弾んだ。
第83番札所一宮寺巡拝の後
寺近くにある日帰り温泉きららで再び出逢う。
夕食を共にして
お酒も入り楽しい時間を過ごした。
お酒も入り楽しい時間を過ごした。
お互い遍路さんでしたが
ご接待してくださいました。
ご接待してくださいました。
いろんな出逢いで
自分が生かされているを知ることができる。
自分が生かされているを知ることができる。
四国霊場八十八所は
人の世の儚さと出逢いを知る。
人の世の儚さと出逢いを知る。
四国霊場は大きな魅力的な記憶を残してくれる。
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