HK168顛末記 はじめに
速 報
ウルトラランナー重見高好の新たな挑戦
HK168トレイル(香港100マイル)
無事に完走できました。
日頃から売木村職員の皆さまのご配慮でスタート地点に立つことができ感謝しております。
総合順位:6位
ゴールタイム:35時間30分3秒
ITRAポイント:6取得
約200名のトレイルランナーが100マイルに出走致しました。何度もコースロストをしてしまい、またCPポイントの場所が分からない箇所があり苦戦しましたが、同じ参加者の地元ランナーが助けていただき無事にゴールできました。
累積標高が11950mですが、ほとんど石段や土段の登り降りが待っています。また、ガレ場、ヤブ道、池越えも多くて、かなり走りごたえのある大会でした。気温も高く湿度がありました。
香港で開催されたトレイルランニング大会にチームがサポートする重見高好選手が参加することになり、そのサポートのために初香港上陸となった。
大会名は、HK168
どんな大会か、簡単に紹介しよう!
HK168トレイル(香港:100マイル)11月30日PM600start
制限時間46時間
累積標高が11950m ITRAポイント;6
スタート&ゴール地点(大尾督)港マップコース
じつは
ウルトラランナーである重見高好選手はトレイルランナーにも新たに挑戦している。トレランでの最高峰といえばUTMBである。
このレースに出場するには参加資格が必要になるのだ。つまりポイントを持つ指定レースに3回で15ポイント以上を獲得しなければならないのだ。
これまで、重見高好選手は以下の大会でそのポイントを獲得している。
2018年6月 美ヶ原トレイルラン90km ポイント5
残り2レースで10ポイントを必要とするのだ。
そして
2018年11月HK168を完走することで6ポイントを獲得すべく
香港遠征となったわけだ。
できれば日本の大会でポイントを獲得したかったのだが、台風や地震、大雨などにより
開催が中止されてその目論見が大きく外れてしまった。
そのひとつが、
2018年8月OSJおんたけウルトラトレイルがそれですね。
日本で獲得ポイントが6である大会は限られていて、またエントリーするにも実績となるトレラン大会の実績が必要になるわけです。
トレランに全く実績ない重見高好選手にとっては一番不利であり、一から始めなければならないのが現実でした。また、このような大きなトレラン大会は日本ではほとんどが抽選であることも大きな壁となることになります。
そこで目を海外に向けると、特にアジアに目を向けると
抽選もなければオープンで誰でも挑戦できることを知りました。また小じんまりした大会も多くて手作り的な同好会的な運営が魅了と言えますね。
一番心配されたのが、コースアウト。試走ももちろん現地の地理もわからない夜間などはその可能性は高い。さらに言葉の問題もあり道を尋ねることも難儀なようだ。
一番心配されたのが、コースアウト。試走ももちろん現地の地理もわからない夜間などはその可能性は高い。さらに言葉の問題もあり道を尋ねることも難儀なようだ。
香港のイメージといえばアジアの摩天楼。だけどトレイルランニングの盛んな香港である。その印象はガラリと変わる。
沿岸の都市部の後ろには、びっしりと山が囲んでいる。調べてみると、香港は総面積の半分近くを自然保護区が占めているそうだ。盲点。
そして、この自然を堪能しているのは、なにも欧米の観光客だけじゃない。じつは香港人の間でも、トレッキングやハイキングはメジャーだという。
つまり、昔からトレッキングはローカルの間では人気のアクティビティで、今まで外国人が注目していなかっただけってこと。
香港は整備されているトレイルは約400km。「アジアベスト」の称号を持つコースも持つトレイル天国だった!!

早速、香港政府観光局や海外の旅行サイトを見ると、いくつかのトレッキングコースがちゃんと紹介されていた。まあ、普通は「hongkong trekking」なんて検索しないから、気付かないわけだ。
情報をまとめると、香港の山には、400キロに及ぶトレイルが整備されていて、コースは複数存在している。
なかでも「龍脊(ドラゴンズ・バック)」というコースは、アジアのベスト・ハイキングコースと呼ばれており、かなりイイらしい。
九龍やニューテリトリー、周辺諸島でのトレッキングコースもあるが、香港島に限っても、以下の3コースが有名どころのようだ。
ドラゴンズ・バック
ピーク・サークル・ウォーク
ザ・ピークから薄扶林水塘(Pok Fu Lam Reservoir)
つづく
次回はHK168スタ=ト編
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