コロナ脳 本当にマスクは効果があるのか?
新しい調査では、感染者のほとんどはマスクを着けていたことがわか りました。これは当然です。
コロナウィルスはど こにでもありますが、太陽光が強く紫外線があるところでは少ないの です。紫外線はとてもいい除菌剤で、ウィルスも細菌も破壊してしま います。だから寒い季節になると、ウィルスの負荷が増えるのです。
このウィルスが身体の中に入ったとき、普通なら免疫システムはそれ に対処できます。私たちが息を吐くと、それと呼気の湿気とともにウ ィルスの一部が吐き出されます。ウィルスは下に落ち、 乾いて死にま す。
でも、口にマスクを着けていると、マスクの中で呼吸するので、いく つかのウィルスはマスクについて残り、次の息を吸うときに一緒に吸 い込むことになります。
そのようにして、身体の中のウィルス負荷が 上昇してしまいます。「だから、マスクを着けていると、 感染しやす くなるのです。つまり、 免疫システムは身体の中にあるウィルスの量 を処理することができるのに、自分で自分を感染させているようなも のなのです」
「不安をかき立てる映像や物語はどこから来るのか?」
私たちはニュース報道にだまされているのだろうか? 今までずいぶ んいろんな医者たちに聞いてきたけれど、季節性の呼吸器の病気に 「第二波」が起こったのを見た人は一人としていなかった。
メディアにとっては、病院が緊急事態で大変なことになって いるかのように見せることなどいつでもできる。そのためには、集中 治療室のお決まりの場面が役に立つ。何本も管をつけられた身体、マ スクに防護服の医療従事者、それに疲れ切った主任医師のインタビュ ー。主任医師たちは、 医療現場のストレスや人手不足、交代勤務の苦 労や、そのせいで患者や医療従事者がみじめな状態になっていること について、人々の関心を引きつける機会を逃そうとはしない。
どんな集中治療室でも、人は死ぬ。残念なことだけれど、いつもかな りの頻度でだ。もし集中治療室が80歳代の患者で埋めつくされるよう なことになれば、そのうち半分でも生きて出ることができたら、奇跡 だと言える。
たくさんの高齢者を集中治療室に送り、しかも人工呼吸器をつけたり
したら、まさにベルガモになる。「緊急の場合にだけ使用すること」
となっている危険な医薬品の投与のことは言わないにしてもだ。
緩和ケアの理想というものを思い出す人が誰かいるだろうか?それ ともあれも病院産業のそのときだけのマーケティングキャンペーンに すぎなかったのだろうか?
「どうやって高齢者を病院に入れるのか?」
まずはPCR陽性者の増加させて、伝染病がまた蔓延したというシグナ ルを出すのだ。検査数が一週間に150万件にまで及ぶと、もはや検査 の質など誰も保証することはできない。ポリメラーゼ連鎖反応 (PCR)でどの結果も陽性になるまで増幅しているのか、あるいは病 源体があるときだけ陽性になるようにしたのか、それが見抜けるの は、神経の細かいサッカーチームの主治医か、頑固者の保健所の医者 くらいなものだろう。年が明けてからようやく始まったコロナのシー ズンの前にもう、新型コロナの集団検査の陽性率が6週間の間に1% から8%に上がったとしても、何の不思議もないのである。
これについては、研究所によって大きな違いがあるようだ。だが、そ れについてロベルトコッホ研究所に問い合わせても、情報を出そう としない。そもそもPCRというものは、病気とはあまり関わりがな い。だが、内密の合言葉は相変わらず「検査数=偽陽性を増やせ」な らしい。研究所がいい加減であればあるほど、当たり率に高くなるの で責任者は喜ぶ。それがパニックをかき立てる理由になるからだ。
「介護と新型コロナの協奏」
もしそれもわざとらしくなってきたら、今度は実用と利益とをつなげ て、テスト戦略を変えるという手がある。 これもまた、ここ数週間で 増えてきた。テスト数を少なくして、陽性者を増やし、感染への不安 を増す? それもできる。たとえば老人ホームや医療現場の職員をテ ストすれば、効果は絶大だ。
職員の間で「感染例」が出れば、さしあたって当人は勤務停止という ことになり、まわりの人たちが接触した可能性があるかどうか調査す ることになり、自動的に職員の労働条件は悪化する。 かくして職員は さらに超過労働を強いられることになる。今でさえもう週に60時間も 働かなければならないような状態なのに。そうなればもちろん、ホー ムの利用者や要介護者も犠牲になることになる。そのうえに、家族や 友人の訪問も禁止ということになれば、状況は二重にひどくなる。私 たちはこのような人々を守ろうとしてこんなことをしているというの にだ。そのために作られた規定は、当の介護を必要とする高齢者を困 難な状態におき、 ただでさえ孤独なホーム生活を送っている人たちを さらに孤立させることになる。
情報の透明性をめぐって私とともに活動しているアーデルハイド·フ ォン·シュトゥッサーは、介護を必要とする高齢者の権利と生活を守 るためにも果敢に戦っている。 彼女は、最初のロックダウンのときに も、要介護の高齢者にどんなひどいことが起こったかを、彼女が出し ている介護倫理についての情報誌で語っている。人生の終わりの時季 を生きる高齢者たちの必要最低限の欲求を満たすことさえ後回しにさ れて、多くの高齢者は生きる勇気を失くしていると。その残虐さには そっとするほどだと書いている。
それでいて三人の大臣がこの「介護の協奏的活動」を記者会見で称賛 しているのだから、 ブラックな話だ。その間には、ロックダウンや介 護職員を対象にした検査や隔離措置、訪問の禁止などのおかげで、 人では生きていけない利用者たちの困窮も残った職員のストレスも、 耐えられないほどに高まっているのだから


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