ツールドモンブランの不公平性を考える

昨日は、午後10時から放映されたBS1NHK”激走モンブラン一部二部”に期待していた。

美しいアルプスの風景の中で、必死でゴールする姿はまぶしい。

しかし、選手に対すサポートに関して疑問が残る。

選手は、レースに必要な物はずべてリックに入れなければならない。

個人で闘うから公平なのです。


これがサポートがいるといないでは、まったく違う。

ご存知の通りに、UTMBでは、公式着替えエイドはクルーマイヨールのみしか存在しない。

コース上では、この一箇所しか許されていないのだ。

例えば、サポート隊が先に待機して食事や衣類などを準備するのであれば、選手はそれだけリックの重量を軽減することができる。

サポートのいない選手は、最初から最後まで自分で対処しなければならない。スタート前から個人選手はハンデーを背負っているではないか!!

これだけはあまりにも不公平性です。

今後は、サポート禁止などの検討が必要なのではないだろうか?

さて、二部の番組では、三好礼子さんを中心に市民ランナーの様子が映し出されていた。

案の定・・・三好さんの場合も、サポータが先回りして食事や着替えなどを準備していた。

着替用の衣類は、サポートから直接手渡されているのだ。

本来ならば自分で担がなければならない重さではないでしょうか?


公平を期するのであれば、例えば数キロごとに荷物が置けるエイドを何箇所も設置すべきと考える。


すべての選手は公平に競技するべきであり、また公平だからこそゴールすの姿が美しいのだ。

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