一番愚かなこと

一番愚かなことは、

人の噂や評判などで物事を判断すること。真実も確めずに人の口車にのって躍らされ、それを真実だと判断する人間は最低だ。

真実はどこにあるのか?
それを詰問して判断しなければならない。
こんなこともできない人間には、私はなりたくない。

どんな人間も欠点があり、長所がある。
欠点を無視して長所だけを褒めて育てて伸ばすことが人間として成長させるものだと私は信じている。


つまらな噂などに惑わされない強い意志と判断が、その人間の価値を生むのだ。
何が大切で、何がいいのか？




例えば、私が嘘をついていたとしよう！
では、その嘘だと判断した根拠は、いったい何から求めたのだろうか？
真実はひとつであっても、その表現の仕方にはいろいろな方法がある。

そのひとつひとつを選んで、あたかも大きな森の中の一握りの葉のように、根源たる樹幹にはたどり着いてはいないのである。


つまらない噂や悪評、悪口、非難、偏見など人間の判断を誤らせる。
ひとつの真実を求めずして、これらの悪意的な流布による判断は自らの人間的尊厳を歪めるもである。

真実を求めるのであれば、その原因たる人に問うてみることである。
その言葉を信じるか否かは、その本人の人間性を問われることになるだろう。