癌と免疫力:癌は敵ではない。




癌が身近に感じる年代になった。

そして、友人に癌を発病したことを知ると、癌とは何であるのか?
そんな疑問と興味がわいてきた。


癌に関して、いろいろな書物やサイトを読んでみると、ひとつだけ理解できたのです。
ここで分かったことは、癌は誰でも起こることであり、決して他人事ではないことである。


つまり、癌は人間だれしも日々発生している事実です。
癌は細胞分裂と密接な関係があり、正常細胞どうように癌細胞も日々活動して

人間の細胞組織に住んでいる訳なのです。


では、なぜ癌細胞が増殖しないのか?

それは、免疫機能が作用し癌細胞を消滅させているからです。

つまり、この免疫機能の低下は加齢とともにその働きが弱ってくることにあるようでえす。

高齢になればなるほど、誰でも癌の発生は高くなります。

また、若い人でも免疫機能が弱いと癌の発生が高くなる統計もあるようです。
いかに免疫力を高めることが大切かその事実を知ることが大切です。








癌にかかる人の性格が似ているとも言われます。
たとえば、性格的なこととしては、

何事も真面目で几帳面な性格。

怒りっぽい性格

笑顔が少ない。など。


肉体的には

胃腸が弱いなどがあげられます。


これはなぜでしょうか?
答えは免疫力の低下はする原因は、共通性が高いということです。



癌は敵ではありません。
人間が生まれから成長とともに、癌細胞が生まれ成長していくのです。
何度も言いますが、この癌細胞を抑止させるのが免疫力なのです。


“免疫力”という言葉、よく耳にしますよね。
しかし、免疫力とはどのような力のことを言うのか説明できるでしょうか?

免疫力とは、簡単に言うと身体の防衛システムのこと。
いわゆる、病気に対する“抵抗力”ですね。
自分の身体の細胞と、外から入ってきた異物(細菌やウィルス)とを区別し、
異物を攻撃・排除するための機能です。

私たちの身体は、この免疫力がなければ生きていくことはできません。
免疫力がなければ、
病院でどんな高度な治療を受けても病気は治らないのです。

この免疫力の元となるのが、白血球です。
白血球は、さらに以下のように分類されます。


好中球
白血球の40~70%を占めます。
殺菌や血液中の老廃物を処理する役割を担っています。


リンパ球
白血球の30~50%を占め、B細胞(病原菌を攻撃する)、
キラーT細胞(ウイルスに感染した細胞を破壊する)、
ヘルパーT細胞(B細胞に指令を出したり、
キラーT細胞の成長を助けたりする)、
サプレッサーT細胞(B細胞やキラーT細胞への情報伝達)、
NK細胞(がん細胞を攻撃する)に分類されます。


マクロファージ
割合は、白血球の2~8%ほど。
病原菌や死滅した細胞などを食べてくれます。
悪玉コレステロールを食べてくれることや、
サイトカインを放出してがん細胞を攻撃してくれることでも知られています。


好酸球
割合は1~5%程度。
アレルギー反応を緩和する作用があります。


好塩基球
血栓の予防・改善などの作用があります。



…これらの成分がネットワークを張り巡らせ、
外敵から私たちの身体を守ってくれるのです。

例えばがん細胞が見つかった場合、
キラーT細胞やNK細胞はがん細胞を攻撃→消滅させてくれます。
この免疫システムさえしっかり機能していれば、
がん細胞の増殖は起こらずがんにはならないのです。

つまり、白血球の働きを高めることが免疫力を高めることにつながり、
病気から身を守ることになるのです。

低体温は免疫力を下げる!
免疫力の話は、どうしても専門的な用語が多くなりがちなので、
一般の人にはちょっとわかりづらいかもしれませんね。

「白血球がどうのこうの…」と言われても、
検査してみなければ成分の比率はわかりませんからね(笑)。

しかし、私たちの生活の中でも
免疫力を測るバロメーターになる指標があるんです。

それは、体温です。
健康な人間の体温は36.5度~37度がベストと言われていますが、
最近、体温が36度を下回る“低体温”の方が増えています。

実はこの“低体温”、免疫力と大きな関係があるんです。
体温は自律神経(交感神経と副交感神経で構成されている)の働きによって
一定にコントロールされていますが、
自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位になってしまうと、
白血球中のリンパ球の割合が極端に少なくなってしまいます。

リンパ球が、免疫力の中核となる存在であることは既に述べた通り。
このリンパ球は副交感神経の支配下にありますから、
交感神経が優位になるとリンパ球が少なくなり、
それ以外の顆粒球が増加するのです。

この状態が長く続くと、血の巡りが悪くなり血液はドロドロになってしまいます。
血がうまく循環しないわけですから、体温も下がりますよね…。

低体温になると同時にリンパ球の割合は30%以下に減ってしまい、
免疫力も大幅に落ちてしまうのです。

逆に、低体温を改善して体温が上昇したらどうでしょうか?
今度は副交感神経が優位になってくるので、
リンパ球の割合は増えていくハズですよね?

しかし、リンパ球が増えれば良いというものでもありません。
今度は副交感神経が優位になり過ぎて血管が拡張し
血液の流れが滞ってしまうために、やはり低体温になってしまうのです…。

さらに、リンパ球が増加し過ぎると、
細菌やウイルスなどの敵を排除する力が強まり
外敵ではないものにまで過剰に反応するようになってしまいます。

…このように、低体温と免疫力には密接なつながりがあり、
自律神経の絶妙なバランスでコントロールされているということ!
低体温を克服して免疫力を上げるためには、
自律神経のバランスを整えることが大切なんです。

低体温を改善して免疫力UP☆
低体温は、免疫力を下げてあらゆる病気を引き起こす大敵!
普段の生活の中で体温を上げて低体温を克服し、免疫力UPに努めましょう!

手っとり早い方法としてオススメなのが、お風呂です。
お風呂の入り方一つで、
免疫力をUPさせて体質を改善することができるんですよ。

ポイントは、平熱+4℃のお風呂に10分程度入ること。
37度前後が平均的な平熱だとすれば、
湯船の温度を約41℃に設定すれば良いのです。

この方法により、体内の白血球バランスが整うのだとか。

低体温で風邪を引きやすいと言うあなた、
もしかして普段の入浴をシャワーで済ませていませんか?

低体温を改善したいのならば、あと10分時間の余裕を見つけて、
ゆっくり入浴してください!

精神的なストレスも緩和され、ぐっすり眠れると思いますよ。





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