トレイルレースと自然保護

野山(トレイル)を走ることの素晴らしさ・・・・確かに気分爽快であり生きている実感を共有できるスポーツです。

森の中では生命の鼓動が、人間の肌に感じることができるのだ。

そんな森をひとりで走るシングルトラックは、何とも言えない歓喜と尊厳を備えてる。
我々も人間も、やはり自然の中の生き物であることが分かるのです。


さて、最近は憂慮する事象が多く見受けられます。

トレイルを走ることを、ひとつの商業的な金儲けにしているような気がしてなりません。

例えば参加するためには、前泊が必須事項として、地元に金を落としことが条件にあることも少なくない。

本当に自然の中を走りたいのであれば、また自然保護の観点から参加選手数を制限することが大切ではないだろうか?



日本山岳耐久レース(通称ハセツネ)の約2000名を超える参加募集には、明らかに疑問が残る。
あまりにも多くの選手が、トレイルを走ればどうなるか?

高額な参加料に加えて、さらに山岳遭難保険の加入が必要とされる。
そして最悪なのがポイント制と結び付けられ、実質的にJROへの加入を求めている点など
商業的な臭いが漂っているに違和感を覚える。

一方、トレイルランナーを観察すると、
ゴミは捨てるし、コースから外れて他の植栽をシューズで踏みつける。そんな事象が少なくない。

トレイルを独占したよに自分本位的な行動が、他のハイカーや登山者への配慮の欠落を感じてならない。





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