孤独と信念 そして夢:重見高好選手の自叙伝 小さな村のウルトラランナー 重見高好の挑戦
これは秘密です。
重見高好選手の自叙伝”小さな村のウルトラランナー 重見高好の挑戦”(NHK出版)からのほんの小さな抜粋です。
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第二章 ウルトラランナーの孤独”食事はいつも、スーパーで安売りされた廃棄寸前の弁当、母親がいない悲しみがまた身に染みた。
孤独だった。家にも学校にも、重見の居場所はなかった。
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この文書を読んで、改めて自分に置き換えることができる。私も同じ家庭環境で育ったひとり。
僕の家庭は、親父が病弱でほとんど入院生活で数十年を過ごしていた。いわゆる”母子家庭である。
しかし、僕には優しい母親がいた。
経済的には重見選手と同じく恵まれていなかった。
生活苦から僕も小学校から新聞配達で少しでも家計を助けていた。
苦労する母親を見て育ったからだ。
しかし、彼は父も母も無い。ほんのわずかの十代の少年がひとりで生きていかなければならなかった。
想像するだけで、僕には耐えられないだろう人生を彼は人の道を外すこともなく、その夢に挑戦する姿に感動を覚える。
早く彼の自叙伝”小さな村のウルトラランナー 重見高好の挑戦”を読んでいただきたい。そして、今月24日イタリアトリノ24時間走世界大会での彼の勇姿を想像できる。
表彰台は一番高い場所が、彼の定位置でなるはずだ。
彼に出会えて本当によかったと思う。
そしてこれからも彼を応援していきたいと
切望する。田口拝 <!
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