物を持たない生き方:シンプルな生活


私の部屋の台所
物を放棄し持たない自由な生き方をえらぶ修行を志す修道僧、修道者たちの「貧しさを選ぶ」生き方と、社会に場をとりながら生きる私達のめざすシンプルな生活とは少しそのおもむきを異にしています。

では、私にとってシンプルな生活というのはどういう意味合いを持ってくるでしょうか。

むしろ自分の所有し管理する物をよりよく生かす社会人としての生き方のちがいといったらいいかもしれません。

 私の物への拘りとして、今使う物を買う。
いつか役に立つだろうと判断した場合は、即捨てる!




 
寝室




ここで、シンプルな生活を選ぶ上での、いくつかのヒントを書いてみましょう。

  
1.流行を追わない。長持ちするものを買う・アクセサリーや化粧品を簡略にするように努める。

2.自分で簡単に治せるもの(・・家の中の一寸した修理から靴下の繕いまで)は直す基本姿勢を持つ。

3.使い捨てのものは出来るだけ買わない。100円ショップでは買わない。

4.電力を食うものは出来るだけ使わない。テレビや冷蔵庫、エアコン、扇風機等を買わない。

5.休日はむしろ心の触れ合いになる愛の場にしていく 
                                               
                   
6. 出来るだけ手作りの自然なもの 健康的で質素なものを好むようにし人工保存料、人工着色料、人工的香料等など食品添加物を使ったものは 食べない。

7.めったに使わないものは寄付したり他の人に回す。または捨てる。(衣類、家具、本、電気製品)



 このように消費社会のリズムに絡み取られることなく自分のペースを取り戻して生きようとすることによって、もっと自然体でのびやかな暮らし方が出来るようになると思いませんか。
すぐ身近にあらわれてくる結果として、現代文明の頭痛である過剰な物資の奔流が沈静化し、なにより自治体も個人も日々頭を悩ませているゴミの問題がぐっと少なくなる筈です。
 



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