Shikoku pilgrimage:走る遍路ランナーとしての意味とは




お遍路さん
それは四国四県にまたがり、円を描くように点在する88カ所の霊場を
すなわち
お寺を参拝しながら修行する人々のことを言います。

そのお遍路さんを待ち受け­る霊場。
そこには、有数の歴史あふれる建築物や当時と変わらぬ大自然が残っています。
88カ所の霊場を参拝しながら、お遍路さんは人々とふれあい、自然と向き合い、
長い道のりの中で生きるための何かを学び得るためこの四国の地へやってくるのです。


第一番・霊山寺から八十八番・大窪寺までのおよそ1400キロにも及ぶ道程。
各霊場ごとの特徴や趣き、遍路みちに残る歴史や風習を
四国遍路の根源とされる弘法大師(空海)が歩んだとされる足跡をもとに紹介します。





走る遍路ランナー

四国遍路野宿巡礼走り旅

お遍路さんに必須アイテム色々あります。

私こと

走る遍路ランナーにとって

これらの必須アイテムをすべて携行する事はできません。

走る遍路ランナーは

極力軽量化を図らなけいけません。

ただ唯一のアイテムは別格です。

それは

金剛杖です。

これが無いとただのランナーか

または

変なおじさんでしょう?





杖には

南無大師遍照金剛と印されている。

では、どんな意味でしょうか?

「南無」はインド語のナモ、ナマス、ナマッハを音写つまり

発音の音に近い文字で作った当て字です。

意味は帰命、帰依する、永遠に、心から信じお従い申します

という信仰の誓いを表します。

「大師」は偉大なる師、という意味で日本では大師号として

朝廷から徳の高いお坊さまに贈られました。

お大師さまは空海と言う僧名ですが弘法大師という大師号を

九二一年朝廷から給わりました。


日本では二十数名の高僧に贈られていますが、「大師は弘法

にとられ太閤は秀吉に取られ」と言われるよう大師と言えば

弘法大師、お大師さまのこと表すのです。





「遍照金剛」はお大師さまの灌頂名です。

大日如来と言う仏さまの別名なのです。奈良の大仏さまは正

式にはルシャナ仏ですが、その別名は大日如来さまなので

す。

お大師さまが中国に渡り真言密教の教えを授かったとき、最

後の仕上げとして灌頂と言う儀式を受けられました。

【南無大師遍照金剛】とお唱えになるのは弘法大師お大師さ

まを拝み、その後ろには大日如来さまが控えられ、また全て

の神仏へとつながっているのです。



御宝号の深い意味を噛み締めながら「南無」と信じるこころ

を開いて、「大師」お大師さまに守られて、「遍照」他人に

対しても優しさ思いやりを持って「金剛」自分自身に厳し

く、そういう修行の日暮らし信仰を持ち、お大師さまと同行

二人の人生の道を、幸せに向かって一歩一歩精進して参りま

しょうということなのです。引用:四国遍路



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