少ないほど豊かに生きられる。
「少ないほど豊か(Less is more)」というライフスタイルを選択する生き方だ
禅に『喜捨(きしゃ)』という言葉があります。
惜しむことなく喜んで捨てる
ということですが、お寺や神社でお賽銭を投げる事をこう表現するのです。
ひとつ捨てることは、執着からひとつ離れること
執着は心を曇らせる最たるもので、捨てることは喜ぶべき行為なのです。
物についても同じです。
禅宗の余分なものがそぎ落とされた美学に影響を受けた「ミニマリスト」として私は、持ち物をとことん切り詰め、消費社会に背を向けている。
物がなければ掃除も簡単だし、買い物する時間も少ないので、時間が圧倒的に増える。」
禅では、実践を最も重んじています。
そのことを教えるのが「冷暖自知(れいだんじち)」という禅語です。
器に入っている水は、見ているだけでは「冷たい」のか「温かい」のかわからない。
実際に自分で飲んでみる(あるいは、そこに手を入れてみる)以外に、「冷暖」を知る手立てはないのだ、という意味です。
考えるより動くことが大事なのです。
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