大事な話をします。人間は普段、自己防衛の為に他者に共感する半径を無意識に小さく保っています。

 大事な話をします。人間は普段、自己防衛の為に他者に共感する半径を無意識に小さく保っています。半径を広げすぎるとどうなるかというと、地震の被害に遭ってる人達に同情して食事がのどを通らなくなったり、自分だけ幸せに過ごすのは間違っているのではという気分になり日常生活が送れなくなります。


被災地でつらい思いをしている人達のことを考えるとつらくなったり、SNSでショッキングな発信を見ると心がざわついてしまう人も多いと思います。僕もそうです。それらのキツさの正体は衝撃的な出来事のせいであなたの共感の半径が広がってしまったからです。共感してしまっているのです。人間は負の感情に強く影響されるため、対策を講じないと多くの人のメンタルが不安定になってしまいます。そこで提案があります。


普段無意識に小さく保っている共感の半径を意識的に更に小さくしましょう。無関心になれという話ではありません。ただ、つらい時は他の地域のニュースや苦しんでいる人にまで思考を巡らせるのはやめて、自分の人生に集中するのも有効な自己防衛の手段です。つらい時はテレビ見ないスマホ触らない。心がざわつくだけです。


地震は他人事ではありませんし、他者の苦しみに思いを巡らせることができるあなたは素敵です。ですが、そのせいで自分が精神的に疲れてダウンしてしまったら大変です。まずは自分の生活基盤と精神衛生を保つこと。そこから余裕のある人だけが共感の半径を少しづつ広げていって、自分にできる範囲で行動・支援していけばいいと思います。生き抜いていきましょう。

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