取捨選択



急に気温が下がってきたかと思えば、
いつの間にか寒いのが普通になって
きましたね。

気がつけばもう11月も後半。

今年もあと、1ヶ月ちょっとという
時の流れの早さを感じてしまいます。




我が家ではちょっと遅い衣替えを
この休日の間にやっていたのですが

あなたのお家ではもうとっくに
終わってしまっているでしょうか。

この時に同時に行われるのが今後も
着る服なのか、もう着ない服なのか、
この取捨選択です。


大掃除の時も片付けている最中に
懐かしの品や思い出の品などが発掘
されると、つい手が止まって当時を
思い出してしまいます。

衣替えをしている時も同じように
奥さんが服を片手に持って

「この服どうする?まだ着る?」

と聞いてきたので

「この服懐かしいな~。そういや
この服、どこで買ったっけ?」

と質問すると

「それってあの店やん。確か一番
上の子がまだ2歳くらいの時じゃ
ないかな?」

という返答が返ってきました。

結構前に買ったという記憶は持って
いたが、長女が今年で9歳なので
約7年前。

正直、そんなに前の出来事やったんか
と、僕自身ビックリです。

「もうそんな経つんやな。まだ全然
着れそうやけど。」

「じゃあ置いとくよ。」

と言って、僕の衣替えをさっさと
終わらせて子供たちの服の整理を
はじめました。

それからしばらく経ってから子供らが
使っている部屋から奥さんに呼ばれて
部屋の方に行ってみると

「見て!この服、去年上の子が着てた
って覚えてる?」

と、さっきの僕の衣替えとは全く違う
嬉しそうな表情で、手にした子供の服を
僕に見せてきました。

「ホンマやな!この服ってよく着てた
よな。」

と答えると

「この服、2年前に買ったんやけど実は
もう小さくなって次女が来てんねん。」

と言われ

「もう服も2年過ぎたら着られへんよう
になるんやな。子供の成長って早いな」

「そうやんな。今、小3やけど中学入学
なんてすぐ来るんやろうな。」

と、奥さんと二人で話していました。


子供が成長しているのがわかるのは
親としてとても嬉しい事。

その反面、自分たちが同じ時間だけ
年をとってきているという事でもあり

子供たちが親元を離れていく日が近づ
いている事でもあります。

特に女親である奥さんからすると
その想いは強いようです。

去年の服を見て成長を感じているほど
なので、小さな赤ちゃんの時の服が
出てきた時はなお、気持ちが強い。

感慨深い気持ちで衣替えをしながら

「もっと子供らの為にも頑張らな
あかんよね。」

と言われ

「そうやな。頑張るわ。」

としか答えられなかったのですが

今年一年があっという間に終わろうと
しているこの時期と重なって

今回の衣替えはゆっくりしている時間
なんて全然ないなと今更ながら感じた
1日にさせてもらえました。

季節の変わり目に行う衣替えは服の
入れ替えで気分を変えるのと同じ
ように1年の中間チェックの時期と
してもいいかも知れませんね。















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